世の中には、自分の権利のために他人の権利を奪っている人々がたくさんいる。皆さんの身近にも。
そして、彼らは決して権利について理解しようとしない。自由の権利は他人の自由を侵害しない範囲での限定的な権利であって、無制限に好きなことが出来るわけではないことを。
喫煙者多くは、ただただ自分自身の欲望のままに、周囲の人々への迷惑など考えずに喫煙を楽しんでいる。マナーを守っている喫煙者はほんの一部に過ぎない。自己の行動を管理出来ない人々は、重い罰則がないと、このようなものか…。
人前での喫煙は、綺麗な空気を吸いたいという人々の権利を侵害しているに他ならないし、他人の健康をも脅かす。
歩きタバコ、路上喫煙。
付近を歩いている他人に煙や匂いで迷惑を掛けている。
自宅の庭先やベランダでの喫煙。
窓からタバコの煙が入って来るので、近所の人は気軽に窓も開けられない。
信号待ちの車の中で窓を開けての喫煙や窓からタバコの灰を落とす行為。歩道を歩く人や信号待ちの人々に迷惑を掛けている。
他にはこんなクズもいる。某政党の党首が禁煙であるはずの執務室で喫煙していたそうだ。離れてはいるが、喫煙場所があるにも関わらずだ。
そんな簡単なルールすら守れない人間には、喫煙する権利など無いのだが…。もちろん公僕である政治家の資格も無いと思うのだが。
官公庁や議会に、そういった輩がいるから社会悪であるタバコを禁止出来ずに政府公認で生産・販売しているのだろう…。
その反面、それほどタバコが好きな彼らは、他人の煙たさに対しては無頓着なのにも係わらず、自分たちは副流煙を煙たがり、部屋や車の窓を開けて換気しているのが滑稽だ。
喫煙そのものは勝手にすればいい。だが、喫煙所以外で吸うのは愚の骨頂。
とにかく、綺麗な空気を吸いたいという他人の権利を侵害しないで欲しい。路上喫煙は社会の迷惑なのだから。
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