2024年12月。 中山美穂 さんが亡くなりました。 まずは、ご冥福をお祈りします。 そして… 彼女の恩師曰く、私生活では、お子さんが10歳ぐらいのときに離婚をして、当初は会いに行っていたものの、次第にお子さんの気持ちの距離が離れてしまったらしく、会いたいのに会えない状態になってしまったそう。 生来、子ども好きな彼女にとっては、とても辛い日々だったと推察します。…っと言うのも、私自身の身につまされる思いがあるからです。 私も、自分の子どもが10歳の時に離婚で離れ離れになってしまい、当初は毎週末に一緒に過ごせたものですが、中学校に入った頃から会えなくなって、それから何年も顔を見ることが出来ませんでした。 本当は、もっともっと一緒に遊んで、ご飯を食べて、読み聞かせをして、肩車をして…もっともっと面倒を見たかったんですが…。叶いませんでした。 だから中山美穂さんの気持ちが分かるような気がします。 私にとって子どもは生きる希望なので。 たとえ離れていても、寂しさをこらえ、再び会える日を夢見て日々奮闘中です。生きていれば、また会える…。
昭和・平成・令和…と、時代が移り行くに連れて変化する悲喜交交の人間模様と心模様のエッセイ。