人に仕事を頼むと「すぐやる人」「期限を守れない人」「的外れなことをする人」など様々です。
そして、職場では仕事をやってくれない人と組むと、結局は自分でしなければならないため、チームで仕事をしている意味がありませんよね。
ですが、現実社会には10人いれば2〜3人はそういった仕事の出来ない人が必ずいます。
そこで今回は、私の経験から仕事の出来ない人の分類と対応方法をご紹介します。
仕事の出来ない人は大きく分けて3種類。
A、具体的なやり方が分からない指示待ち人間
B、そもそも能力が不足している人間
C、仕事をする気がない不真面目人間
まずはAの指示待ち人間の対応方法から。
読んで字の如く「指示待ち人間」は自分で考えて行動することが出来ない人。
だから、可能な限り細かく具体的に仕事の進め方を指示することが必要です。マニュアルで説明するように、こちらとしては当たり前の事でも端折らずに具体的な言葉にして指示します。
仕事の期限についても「何日まで」ではなく「何日の何時までに仕上げて、どこに提出」といった具合に詳細を指示する必要があります。
ただの「指示待ち人間」であれば、仕事をする能力はあるものの、その能力をどのような流れで使ってよいのかを自ら考えることが出来ないだけなのですから。
次にBの「能力不足」。
これはそもそも仕事を完結させるだけの能力がないので簡単なところから具体的な指示をしてやらせてみて、どの程度まで出来るのかといった能力の把握から始めます。
把握したら出来るところまでをさせるだけです。それ以上は出来ないのですから。
ただし、この種類の人間は、本人に意欲さえあれば、徐々に能力を高めることが可能な種類の人間でもあります。ゆっくりとハードルを上げて気長に様子を見ましょう。
厄介なのはCです。何十人に一人という割合で稀に存在する厄介者です。
向上心は愚か、やる気そのものがない、いわゆる「給料泥棒」なので、仕事の役に立とうとは考えていません。いかに楽をして給料をもらうかだけを考えているのです。とっととクビにしたいものですが、今の世の中そうそう簡単にクビには出来ないものです。
そこで、この種類の人間には、本人の意欲の有無にかかわらず、やらざるを得ない仕事を与えるしかありません。
誰がやっても成果がほぼ同じこと…いわゆる単純作業で雑用の類です。なるべく目の届くところで、発生する都度に雑用を指示して片付けさせるのです。買い物から切れた照明の取り替え、急に必要になった物の買い出しなどなど…ある意味で庶務に近いかも知れませんが。
特にやることが無い場合は、特定のテーマについての資料集めや切り抜きなど、具体的な事柄についての関連記事を収集されておけば良いのです。何でもかんでも関係した事柄を、本人にやる気があろうと無かろうとただ機械的に集めさせるだけの資料。そんな資料でも、それらを他の仲間が見て、取捨選択して役立てるこが出来るので不思議です。
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