全部で30ある山手線の駅。中でも乗り換え路線がある池袋や新宿、渋谷などの駅で酷いのが「駆け込み乗車」。
ドアが既に締まりかけているのに突っ込んで来る。当然、体や鞄がドアに挟まって身動きが取れなくなり、晒し者になるし、電車の運行予定が狂うという迷惑行為となる。
そもそもラッシュ時で3分間隔、それ以外でも4〜5分間隔で運行している山手線に、他人に迷惑を掛けてまで駆け込んで乗る必要があるのだろうか?
次の乗り換え路線のダイヤにもよるが、山手線を1本見送っても、目的地到着はせいぜい5〜10分程度しか変わらないと思うのだが…。
そんなに切迫した事情の人など、そうは多くないハズだ。
例えば…寝坊して予約の新幹線や人との約束の時間に間に合わないとか…そんな人が毎回毎回いるとも思えない。
思うに、山手線は、次がすぐ来ることを知らない…とか、発車ベルが鳴るとある種の「強迫観念」で駆け込みたくなってしまうとか…。
確かに地方の電車のように1本乗り遅れると、次のが1時間とか2時間待たなければならないという感覚の人はそうなのかも知れない。でも山手線はラッシュ時の3分じゃあなくても5分も待てば次が来る。確かに山手線に乗り慣れてないと分からないのかも知れないのだが…。
ただ、知っている者からすれば、そんな「無意味」な余裕のない行動は滑稽でならないのは事実だ。また、駆け込んで引っかかることで発車が遅れ、山手線全体の遅れに繋がり、発着な間隔が5分を大幅に超えてしまったりもする。
中でも極めて滑稽なのは、数人のグループで乗車しようとして、先頭の一人だけが乗れて、後の人が駅に取り残されるパターン。誠に不思議ではあるが、そんな光景を何度も見たことがある。みんなで1本後の電車に乗れば余裕で全員乗れるのに…何故?
そんな「無意味に急ぐ」人々のいる山手線の駅での人間観察も、ある意味面白いかも 笑。
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