ある朝起きたら、左目が閉じずらく、朝飯を食べずらくなっていることに気づいた。
その後、時間がたつにつれて左目の瞼が垂れ下がり完全に閉じなくなり、言葉を発しずらくなってきた。歯を磨いた後の口のゆすぎでも、水が口から「ピューッ」と出てしまうほど唇が上手く閉じなくなってきた。
発祥から3日目、近所の神経外科で診察を受けたところ”ベル麻痺”とのこと。
ベル麻痺は原因不明の麻痺ということで、突然訪れるから怖い。
ステロイド剤を飲んで治療することになったが、麻痺部分を上向きにマッサージした方が回復に良い効果があるそう。(ある程度顔が動くようになってきたら、唇を尖らせたり左右にひょっとこのように動かしたりして、いわゆる「変顔」をして顔の筋肉を動かすことも効果があるようだ。)
脳性の麻痺との違いは、おでこに皺が出来ていないことらしい。念のためCTスキャンで脳の状態を確認してからの医師判断。
今回この病気になったことで、原因は分からなかったものの、周囲の人々の気づかいを知ることが出来た。
私の病気のことを知った仲間からLINEやショートメールで心配や励ましの連絡を貰った。
とても嬉しかった。以前は、離婚した妻からは病気の際の心配などされた経験が無かっただけに(笑)
私自身の場合は、家族より周囲の仲間の方が私自身のことを気にしてくれているようだ。
※ベル麻痺は発症から日増しに麻痺の症状が悪化するので、気付いたらすぐに受診して、ステロイド剤等の飲み薬などにより神経の炎症を抑え、症状の悪化を止めることが肝要です。ひどい場合は麻痺が残ることもあるので実は怖い病気です。
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